「諸芸にさはる所」 たまには寄り道や回り道も必要か?

こんにちは♪

うっちゃんです( ̄▽ ̄)

 

今回も”道を行ふ法”シリーズです♪
第三の法は「諸芸にさはる所」!!

という事で今回は「諸芸にさはる所」について私の解釈をお伝えしていきます(^_^)

「さはる」とは触れるということで、諸芸とありますがこれが何を指すのか?

それはやはり武芸です♪

江戸の世においては武芸十八般といって合戦や立ち合いで戦うために習得すべき18の武芸があるという考えがあります!
これは剣術や槍術、弓術といった合戦からイメージしやいものから乱戦の中で使う柔術やいかなる状況でも戦えるようにと十手術、棒術、杖術から鎖鎌とあらゆる武器の扱いの修練が含まれます!
武器術以外にも戦場での馬術や泳法(水術)も含み、中にはいわゆる忍術と言われる手裏剣術や含針なども含めることもあります🤔

そして、剣術ひとつをとってもさまざまな流派がありそれについても『五輪書』「風の巻」にて自身の二天一流と比較していることから他流についても考察していることから”諸芸”という言葉にはあらゆる武芸のあらゆる流派についても及んでいると考えます!

また、「諸芸」という言葉には武芸以外の芸が含まれています(^^)

知っている方は知っているでしょうが武蔵は芸術家としての顔も持っています!
絵画や書、彫刻などの作品を多く残していることから芸術も”諸芸”に含まれると思います( 一一)
武蔵は芸術に関しても高い技術を持っており、レオナルドダヴィンチやミケランジェロと同様の多才多芸の人物であり、さしずめ「日本の万能人」といったところでしょうか?

芸術とは表現であり、その作品自体から感じるものがあるだけでなく、その作者の意図や含まれたメッセージを推し量ったり、その技法・技術に想いを巡らせたりと楽しみ方というか得られるものというのがあります♪
私も(もっぱら西洋の絵画展ですが)美術館などに行くことがありますので、芸術に触れることで自身の感性が刺激を受けることを体感したことが何度もあります!

表現という意味では芸能もまたその一つ!
能や歌舞伎もまた武蔵の時代にあった表現で、武蔵が触れたかどうかにかぎらずそれも含めて良いものと私は考えています!

 

つまり、己の究めんとする道の他にある道に触れることで視野を広げることができ、想像力や思考力を養うことにもつながります♪
他の道の技術を己の道に活かすこともできるかもしれません!
「諸芸にさはる所」の意味は広い見識を持ち、修練だけでは得られない力を養うところにあるのだと思います(^^)

 

ここまでが私の解釈となります♪
みなさんはこの「諸芸にさはる所」の意味をどうとらえますか?_

といったところで今回はここまでとさせていただきます!

お付き合いいただきありがとうございました(^^)/